2012年3月31日土曜日

弥生

今日で 弥生に
さようなら

明日から 
卯月です

きのうは
日本のうたに
おこしいただき
ほんとうに
ありがとうございました

みなさまの
お心づかい
しっかり
とどいております

心からの
感謝をこめて

ありがとうございました

2012年3月26日月曜日

移動する

あとぴーとは
思春期のころからの
おつきあい

今でも
移動する
オアシスのように
からだのどこかにいる

初めのころは
やわらかいところに
出没していたが

近ごろは
かたそうなところにも
出没する

口から入れたものが
からだに合わないとき
心や体に
つかれがたまってくると
動きだす

いまでは
からだの声を
いろいろ
伝えてくれる役目を
果たしてくれる

友と同じく
永くつきあってみるものだ

2012年3月24日土曜日

うけとる

どちらかというと

おおくの 人は 
「もらう」ことより
「あげる」ことのほうが
上手い気がする

こころから
よろこんで
すべてを
うけ入れることが
できるように
なるには

自分をありのまま
うけいれることと
同じでは
あるまいか

2012年3月23日金曜日

眺める

ふかく 呼吸をしつつ
思考を眺める

思いは
自分そのものではない
と気づくと

もう一人の
カンサツしている
自分に気づく

本当の自分を
知るひととき

2012年3月21日水曜日

ゆれる

今 つかっている
チューナーは
赤い針が
音の高低を
教えてくれる

右にいけば 高め
左にいけば 低め

ちょうど真中ならば
正しい音程

音程の幅を
すこしでも
ただしく歌おうと
つかっている

チューナーを
つかっている歌い手
ならば わかるかもしれない

体が針と反対に
動いてしまうことが

2012年3月19日月曜日

ラジオ体操

机上の仕事が
多い日

幼少の
夏休みの
記憶を辿り

ラジオ体操を
している

あんがい
覚えている

2012年3月17日土曜日

きょう一日

春へ近づく
雨の一日

湿度が高くて
のどには
ありがたかった

あすも
また
すてきな
音楽にであえる
一日になりそうで
たのしみです

2012年3月16日金曜日

向き合う

何かと
向き合って

それに
集中すると

今しか
なくなる

2012年3月13日火曜日

便り

電話
携帯電話
ファックス
メール
手紙

これらの便りが
まとまって
たくさん
届く日がある

そんな日を
れんらく日
と呼んでいる

2012年3月9日金曜日

雨の日

雨の日に
きまって
すべる
通路と改札口がある

転ぶまでは
いかないが
幾度も
ひやりとした

今日は
件のすべる場所を
とおり過ぎて
安心したのか

腕にかけていた傘に
つまずいて
ころんだ

いたかった

2012年3月7日水曜日

ネチガエル

寝ちがえてしまい
一日
首がいたかった

こんばんは
まっすぐ
姿勢よく
寝よう

2012年3月4日日曜日

月と胡桃

北原白秋 
「月と胡桃」


第4章「母のうた」には
からたちの花
この道 が
載っている


梓書房版の
復刻版

山田耕筰も
旧仮名遣いの
美しいこの版を読んで
曲をつけたのだろうか

さう思うと
なんだか
うれしくなる

2012年3月3日土曜日

雛人形

娘のおひな様は
木目込み人形

骨董の朱塗りの丸盆に
お内裏さま おひな様
三人官女
五人囃子が
ちんまりならぶ

古布の着物が
美しい