2013年7月30日火曜日

あわて床屋

山田耕筰作曲
北原白秋詩

「あわて床屋」


春は 早うから 川辺の葦に
蟹が 店出し 床屋で ござる
チョッキン チョッキン チョッキンナ

小蟹 ぶつぶつ 石鹸を とかし
おやじ 自慢で 鋏を 鳴らす
チョッキン チョッキン チョッキンナ

そこへ 兎が お客に ござる
どうぞ いそいで 髪刈って おくれ
チョッキン チョッキン チョッキンナ

兎ァ 気がせく 蟹ァ あわてるし
早く早くと 客ァ つめこむし
チョッキン チョッキン チョッキンナ

じゃまなお耳は ぴょこぴょこするし
そこであわてて チョンと切り落とす
チョッキン チョッキン チョッキンナ

兎ァ おこるし 蟹ァ 恥ョ かくし
しかた なくなく 穴へと 逃げる
チョッキン チョッキン チョッキンナ

しかた なくなく 穴へと 逃げる
チョッキン チョッキン チョッキンナ

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「あわて床屋」は
歌いたいと思っている曲。

でも

耳をちょんと切り落とされて
まず「おこる」うさぎ。

そうなると
うさぎの急いでいるわけが
知りたくなってくる

2013年7月27日土曜日

なないろひろば

暑い中
なないろ広場の
音楽会にいらしてくださった
みなさん
ほんとうに
ありがとうございました

予定より
たくさんの方が
聴きにきて下さり
とてもうれしかったです

日本歌曲
フランス歌曲
リートなどなど
たのしんで
歌いました

もっともっと
いい歌がうたえるよう
日々の暮らしの中で
声だけでなく
自分もごしごし
磨こうとおもいます

また お目にかかれる日を
たのしみにしています

感謝をこめて

2013年7月25日木曜日

びいでびいで

平井康三郎作曲集
「日本の笛」より

北原白秋 詩

びいでびいでの木の花は紅い
花かんざしのような南国の花

「びいでびいで」

びいでびいでの
今 花盛り
紅いかんざし
暁の霧

びいでびいでの
あの花かげで
何とお仰った
末かけた

___________


歌曲集巻末
作曲家自身が次のように
解説を寄せている。

「びいでびいで」は亜熱帯に咲く
燃えるような赤い花で、
木の梢に房状につく花は島の娘の
花かんざしのように美しい。
前奏は南国の明るさをあらわすように、
きわめて甘美に奏され、
いきいきとたのしくうたわれる。
(くり返しは自由。)

楽譜を音にする者にとって
楽譜以外の作曲家の言葉は
とてもありがたい

27日に
このかわいらしい曲も
披露します

おたのしみに

2013年7月21日日曜日

バロック声楽研究会


Laboratorioという名で

バロック声楽研究会を

はじめます


第一期は、G カッチーニの「新音楽」
をとりあげます。

興味のある方は
HPのレッスンのページを
のぞいてください↓
www.jonagao.com

2013年7月18日木曜日

みんなでいっしょに

9月から
新しいことを
ふたつ
はじめます

ひとつは
ちいさな
合唱団。

もうひとつは
ラボラトリオ。

ラボラトリオとは
イタリア語で
研究所、工房の意。

何を研究するかは
また後日




2013年7月12日金曜日

愛のうた

フォーレ作曲の「愛のうた」
アルマン・シルヴェストル詩

きみの瞳が、 額が好き

ああ 冷たい人 ひどい人

きみの瞳が 口もとが好き

心ゆくまで くちづけしたい

きみの声、その不思議さが好き

語る言葉の優美さが好き


ああ、冷たい人 愛しい天使
わたしの地獄 わたしの天国

足の先から髪の毛まで

きみを美しくするもの
すべてが好き

ああ 想いは すべて

きみに向かっているのに
ああ 冷たい人 ひどい人

意訳:長尾譲


前から気にとめていた
フォーレの「愛のうた」も

27日にうたいます。

2013年7月4日木曜日

夏の歌

夏の歌をうたいます
入場無料です

お時間に余裕がありましたら
おいでください

7月27日(土)
13:00〜13:45
荒川区立町屋文化センターロビー

ピアノ:田中健

曲目:夏の思い出/中田善直作曲
   椰子の実/大中寅二作曲
   夜店の唄/中田善直作曲  他

2013年7月1日月曜日

今日から

文月です

一年の半分が
すぎました

文月も
暮らしを
大切に

ていねいに
過ごしましょう