ずっと歌ってみたいと
思っていた
しずかで どこか悲しい曲。
作曲はピエトロ・チマーラ。
「雪がふります」
雪が ゆっくり ゆっくりふります。
揺りかごはゆっくり揺れて
小さい指を口に
赤ちゃんは泣いています。
老婆は 手にあごをのせて 歌います。
「おまえの小さいベットの周りには
美しい庭のように
バラやユリが咲いているよ。」
その美しい庭で
赤ちゃんは眠ります。
雪は ゆっくり ゆっくりふります。
ジョヴァンニ・パスコリ詩
「幼な子たち」という詩集の第4番目。
みなしごのために書かれた詩。
11月8日の発表会で
みんなに交じって
歌います。