2011年10月31日月曜日

10月最後の日

今日で
神無月は 
おしまい

日々の暮らしを
大切に
すべてを受け入れて
一歩一歩
すすんでゆかれたらと
思う一日でした


明日からは
霜月

2011年10月30日日曜日

セラフィーヌの庭

久しぶりに
フランス映画を観た

気忙しく過ごしている中で
一時だったが
ほっと出来る時間を
過ごすことができた

幸せな時間

「セラフィーヌの庭」
おすすめです

興味をもたれた方は
ぜひ

2011年10月29日土曜日

愛の夢

11月11日のプログラムより

G・フォーレ「愛の夢」

どこかに
四季折々のさまざまな
花が咲き乱れる
すてきな草原があって

そこで腕いっぱいに
花をつめるなら
私はそれを道にまこう
あなたの通る道に

どこかに
愛がこもった
やさしい胸があり
尊い志ののために
鼓動しているのなら
私はそれを枕にしたい
あなたの額をのせる枕に

どこかに
薔薇の香りのする
愛の夢があって
神に祝福されて
魂と魂が
結ばれるのなら
私はそこをあなたの心の
棲家にしたい

2011年10月28日金曜日

祈りつつ

11月11日の音楽会プログラムより

G・フォーレ作曲
「祈りつつ」

主よ あなたの御前に
跪く イエスの祈りをお聴き下さい

主よ 私の唇に
真実と救いの言葉を
お与え下さい

不幸、苦しみ、悲しみを
静めるために
慈しみを
お与え下さい

信じるわが主よ
わたしは十字架の上で
苦悩と死を受け入れたい

あのカルヴァリオの丘で

2011年10月27日木曜日

愉快だ!

11月11日の音楽会のプログラムから

M・ラベル作曲
5つのギリシア民謡 最終曲

愉快だ!
ああ、本当に愉快だ!
美しい足が、ダンスをしてる
美しい足が踊れば、食器も踊る
トラッラ、ラララ!!


2011年10月26日水曜日

乳香を摘む女たちの歌


11月11日のプログラムより

M・ラベル作曲
5つのギリシア民謡

「乳香を摘む女たちの歌」

ああ、私の魂の喜び

とても大切な私の宝物

私が心を寄せるあの人は
天使よりも美しい

あなたは、優しい天使

明るい太陽の光に照されて 
美しいブロンドの天使のように
私たちの目の前に現れると

ああ!私たちはただ ただ
その美しさに溜息をつく

・・・・・・・・・

乳香のけむりの向こうに
たゆたうような音楽

この曲を初めて知った時
なんとも幸せになった

あの瞬間は忘れない

2011年10月25日火曜日

どの伊達男が私にかなう

11月11日のプログラムより

M・ラベル作曲
5つのギリシア民謡
「どの伊達男が私にかなう?」

道行く人は数あれど
私よりも粋な男はいないでしょう
どうです?
ヴァシリキ婦人?

腰帯に、ピストルと剣を下げた
伊達男!

私はあなたに恋をした


あっという間に
終わってしまう曲
お聞きのがし
ありませんように。

2011年10月22日土曜日

シマトネリコ

シマトネリコが
大きくなってきたので
より大きな鉢に
植え替えた

ふた鉢あるので
片方を シマ
もう片方を ネリコ
と呼ぶことにした

2011年10月20日木曜日

取材

新聞に音楽会の
記事を書いて下さる
記者の方から取材をうけた

質問されて
答えてゆくうちに
音楽会のコンセプトが
クリアーになってゆく

「さまざまな歌たち」
シリーズの第1回

新聞記事を読むのが
今から楽しみだ

2011年10月19日水曜日

6つの子供のうた

團伊玖磨
中田喜直の両氏は
「6つの子供のうた」
をそれぞれ作曲している

11月11日は
両氏の歌曲集から
抜粋で演奏をする

どれも愛らしく
おとぎ話の世界のようで
演奏していて
わくわくする

おたのしみに

2011年10月18日火曜日

兼松講堂

11月27日に出演する
ポッペアの戴冠は
一橋大学の兼松講堂で
催される


先日 音響テストを兼ねた
ネロ帝役のテノールさんとの
合わせの為に
初めて兼松講堂に行った


兼松講堂は、1927年
伊東忠太博士の設計による
ロマネスク様式の建築


歴史ある
うつくしい
響きの良い会場で
モンテヴェルディの
オペラに出演できるとは
なんと幸せなことか



2011年10月16日日曜日

鼻うがい

以前から気になっていた
鼻うがいグッズを
購入した

容器で鼻から
塩水を流し込み
口から吐き出す

鼻風邪から
始まる傾向があるので
これで
風邪の季節対策が
ひとつふえた

なにはともあれ
風邪には
睡眠が大切です

2011年10月15日土曜日

録音機

自分の声を録る
録音機を新調した

以前のは
残念ながら
液晶画面が
割れてしまって
使えなくなってしまった

ていねいに
扱わなかったのが
原因かもしれない

とても
お世話になりました

どうもありがとう

2011年10月14日金曜日

モーツアルト

この頃
モーツアルトのアリアが
歌えるようになってきた

うれしい

こんな日が
来ようとは
思いもしなかった

すこしずつ
レパートリーを
広げよう

2011年10月13日木曜日

たっちゃん

小学4年生から6年生まで
同じクラスだった「たっちゃん」
たっちゃんは、音楽や体育の
授業の時だけ
りんどう学級からやってきた

身長順でならぶと
たっちゃんは、ちょうど
僕の後ろだった。

ハナクソをぐりんってやって
口にもっていったり
抱きついてきたりするので
たっちゃんのことが
苦手だった

ある日の放課後
たっちゃんのお母さんが
迎えに来た時

たっちゃんが僕たちに
するように
たっちゃんをぎゅっと
抱きしめるのを見た

その時 初めて分かった

たっちゃんが抱きついてくるのは
「お友達だよ、好きだよ」の
表現だって分かった

たっちゃん 元気かな

2011年10月12日水曜日

ある修道院の廃墟で

11月11日の音楽会の
プログラムから


「ある修道院の廃墟で
うっとりと歌をうたっています

かつて修道女達が
祈りを捧げた場所には
ジャスミンの花が
咲きみだれています

小鳥のさえずりは
みずみずしく
絶えず 愛を
ささやきあっています

これは 木々の間で
戯れる小鳥たちの
お話です」

2011年10月11日火曜日

しばしの音楽

11月11日の音楽会の
プログラムより

(CD アヴェマリアに収録)

黄泉の国の門番で
復習の女神アレクトをも
眠りに誘う「音楽」

アレクトが眠る間だけ
死者との対話が許され
今 解き明かされる
過去の真実

真実を知った
オイディプスは
苦しみもだえる

それでも

音楽がながれるひとときは
その悲しみを
すべて癒してくれる

2011年10月10日月曜日

今日から

今日から
「日本のうた」の
チケット販売はじめました

ペアチケット
おすすめです

ご予約 ご注文は
u.uccellino@me.com
ことり舎宛に
お便りください

2011年10月9日日曜日

忘れる木

11月11日に催す
音楽会のプログラムより

「忘れる木」

私の故郷に
「忘れる木」と呼ばれる
木がある

そこは
心が死にそうな者たちが
悩みを忘れに行くところ

私はある晩
恋しいおまえのことを
忘れようと
忘れる木のしたに
身を横たえた

そして
深い眠りに落ちた

夢から醒めたとき
やはりおまえのことを
考えていた

どうやら
忘れたいという気持ちを
忘れてしまったらしい

2011年10月8日土曜日

長野のレッスン

月に一度
長野へ声楽のレッスンに
通わせてもらっている

音楽会が多い月は
通えない月もあるけれど

大切な故郷で
音楽を志す人や
音楽を大切にしている人の
お手伝いができることは
とても幸せなことだ

2011年10月7日金曜日

秘密

11月11日の音楽会の
プログラムより

G・フォーレ作曲
「秘密」

「夜に話したあの名前を
私は朝に知られたくない

夜明けの風に
一滴の涙のように
消えてほしい

夕空よ
昼に語ったこの秘密を
その美しい夜の帳の
青いマントの折り目に
そっと入れて
この愛と一緒に
持ち去ってほしい」

2011年10月6日木曜日

いちじく

わが家では
朝食にパンをよく食べる

いちじくの季節
トーストに よく熟れた
いちじくを そのままのせて
食べている

贅沢なジャムのような
やわらかい甘さが
珈琲によくあって
気に入っている

大切

むかし むかし
日本に来た
キリスト教の宣教師たちは
「愛」を
「大切」と訳して
当時の日本人に伝えたという

「愛」を「大切」
と伝えてくれたと
知った時
なんともうれしくなった

そして

ちょっと掴みづらかった
「愛」という言葉が
しっくり 
腑に落ちた気がする

2011年10月5日水曜日

乾燥

雨ごとに
秋色が濃く
朝夕が肌寒くなってきた

自分の鼻は
気温の変化に敏感だ

湿度計を見て
空気が乾燥していると
ぬれたマスクをして
寝るようにしている

今では
濡れたマスクをしたまま
朝までぐっすり眠れる

慣れとは
すごいものだ

2011年10月4日火曜日

報せ

先日、友人が我が家を
訪れてくれて
楽しい夕食の時間を
過ごした

その日は
その他に
うれしい報せが2つもあった

一つは
身内の結婚の報せ

一つは
恩人の退院の報せ

うれしい報せが
相次いだ幸せな日だった

2011年10月3日月曜日

向こうの教会へ

ラベル作曲
5つのギリシア民謡第2曲

「教会の裏の小さな墓地に眠る
勇敢な兵士達

聖母マリアよ

ここに眠る者たちは
心正しい者」

11月11日には
鎮魂の気持ちも込めて
歌おう

2011年10月2日日曜日

三十穀米

音楽教室の近くにある
自然食の食堂は
三十穀米を出してくれる

よく噛んで
梅干しと一緒に食べると
いろんな味がして
とても おいしい

豆乳おでんとともに
急に秋になって
びっくりしている
体を温めてくれた

また 
三十穀米を食べにゆこう

2011年10月1日土曜日

私の好きな歌手たち

「いいなあ」と思う何人かの歌手は
息が通った声であることにくわえて
想像できないくらい
素敵な音楽づくりをする

こういう手があったのかと
いつも驚かされ
あこがれる

オンリーワン
オリジナリティー
をもとめたい時

自分の歌の癖を
取り除き
ゼロに近づくようにする

ゼロに近づこうとすればするほど
より自分らしい歌に
たどり着くから面白い