フェッラーラは
フレスコバルディのふるさとでもあり、
フレスコバルディのふるさとでもあり、
音楽史的にも訪ねる名所がいくつかある。
エステ家の城から
徒歩で20分ほどのところに
徒歩で20分ほどのところに
スキファノイア宮殿という
エステ家の別荘がある。
この別荘の名前を
ガイドブックに
見つけた時
エステ家の別荘がある。
この別荘の名前を
ガイドブックに
見つけた時
スキファーレ(意:避ける「イタリア古語」)
ノイア(意:退屈)
という二つの単語の造語ではないか?と思った。
つまり『退屈を遠ざける』宮殿ということだ。
なんと粋な名前をつけたものだろう。
なんと粋な名前をつけたものだろう。
そこの2階にある
美しい壁画で飾られた
月暦の大広間で、
美しい壁画で飾られた
月暦の大広間で、
歴代のエステ家の
君主に仕えた音楽家たちは、
君主に仕えた音楽家たちは、
マドリガーレなどの
演奏をしたようである。
演奏をしたようである。
音楽家たちの名前をあげると、
A.ウィラールト、
C.デローレ
A.ウィラールト、
C.デローレ
L.ルッツァスキ、
C.ジェズアルドらである。
C.ジェズアルドらである。
数年前、あの大広間に佇んだ時
できることならば
レース編みのように声が重なり合う
L.ルッツァスキのマドリガーレを
聴いてみたいとおもった。
L.ルッツァスキのマドリガーレを
聴いてみたいとおもった。