娘「ガイコツの本 読んでー」
父「いいよ、図書館で借りたの?」
娘「そうそう、借りてきたやつ、
それはねー、おとー、ガイコツの人が
描いたんだよ」
父「・・・・・・」
母「ガイコツじゃなくて、外国の絵本のことよ」
第三回のラボラトリオで
装飾音を
たくさん うたいました
「新音楽」序文に
書かれている
歌い方や装飾の形を
理解して歌うことが楽しい、と
感じられる糸口になったでしょうか
次回も
カッチーニが遺してくれた
装飾法や歌い方の実践が
メインになります
言葉のアクセントと
意味も音楽に現れるよう
みんなで研究しましょう
次回は12月15日に
お待ちしています
娘は以前
フォンテーンの
白鳥の湖を
「きれいなおどり」と
呼んでいた
最近では
「きれいなおどり」が
バレエだとわかったらしい
裸足になって
飛びはね
ぐにゃりとした
ポージングをする彼女に
ニジンスキーや
イサドラダンカンを
伝える日も
そう遠くなかろう
ラクリメとは
涙のこと
大切な人が旅立った時
どうぞ
立ち止まって
涙をながしてください
涙はほんの少し
悲しみをうすめてくれる
気がします
遺された人に
かける言葉を
さがしているうちに
だまってしまうけれど
いつも
伝えたいと
おもっています
涙のこと
あっというまに
霜月になりました
白木蓮のつぼみは
ひとつだけ
咲きました
のこるふたつは
固く結ばれたまま
狂おしい
夏の暑さの気分が
のこったまま
深い秋になりました