2012年6月29日金曜日

古語

バロック時代の詩を
訳していると
古いイタリア語に
よく出会う

今日も
「今や、小さい鳥たちは 
:Hor che gli augelli」
というJ・ペーリ作曲の詩で

「tesauro:テザウロ」という
古語に出あった

現在のイタリア語で
「tesoro:テゾーロ」のこと。

意味は「宝もの」

イタリア人たちは
自分の子供に
「テゾーロ:宝もの」といって
かわいがる

娘に「テゾーロ」と
呼びかけてみようか


2012年6月27日水曜日

グランデ

グランデgrandeは
イタリア語で「大きい」の意

ウオーモuomoは
「人間」の意

グランデは
位置で意味がかわる
おもしろい性質をもつ

grand'uomo は 「偉大な人」
uomo grandeは 「体格の大きな人」

言葉は おもしろい

イタリア人が「グランデ〜!」と
誰かを褒めるとき

「偉大だ!」ばかりでなく

「やさしく
心のひろい人」という
意味がふくまれている

グランデをめざそう

2012年6月24日日曜日

カメラータの夢 チラシより


カメラータ、17世紀のイタリア、
フィレンツェの知識人サークルの人々は
自らをそう称して「古典ギリシア劇」の復興を
音楽で試みようとしていました。


語るような歌うような旋律を
古代ギリシアのキタラを奏でるかのように
大型のリュートが伴奏します。


そのサークルの中には
ヤコポ・ペーリ(Jacopo Peri 1561 - 1633)、
ジュリオ・カッチー二(Giulio Caccini, c.1545 - 1618)
ヴィンチェンツォ・ガリレイ
(Vincenzo Galilei, c.1520 - 1591)などがいました。


今回はテノールと
複数のリュート族楽器のアンサンブルで
彼らが当時描いていた音楽像に迫るとともに、
それがその後の時代の音楽に
どのような影響を与えているかをご紹介します。


古楽の演奏に情熱をそそいでいる
私たちのそれぞれの夢をお届けします。

2012年6月23日土曜日

れんしゅう

あたらしい曲を
学ぶとき

詩をよんだり
和音を感じたり
楽譜を眺めたり

時間をかけて
じっくり学ぶ

音程はどう?
声の音色はどう?
詩の表現はどう?
歌い回しはどう?
発音はどう?

自らに
ひとつひとつ
問いかけながら
ゆっくり学ぶ

なん度も
なん度も
くり返す

そして

ひとの前でうたい
初めて体が曲に
なじむ

ふしぎだ

2012年6月21日木曜日

夏至

きょうは
一年で昼が
もっとも長い
一日

はりきって
早起きをして
日の出から
動きだしました

2012年6月19日火曜日

むすめ語録

「なばば」は「バナナ」

「てべり」は「テレビ」

「たーぎぎ」は「たまねぎ」

「ぴあぴあ」は「ピアノ」

「ちゅるちゅる」は「麺もの」

日々ふえる
むすめ語録に
笑みがこぼれます


2012年6月12日火曜日

合唱団

今月の半ばから
30年もつづいている
鎌ケ谷混声合唱団を
指導させて
いただくことになった

あたらしい人との出会い
つながりを大切に
団員のみなさんと
音をたのしみたいと
おもいます






2012年6月8日金曜日

さくらんぼ

パオ シー脚本の映画
「さくらんぼ」
〜母と来たみち〜

見るたびに
涙してしまう
シーンがある 

それは
娘が母親と過ごした頃を
いちばん幸せだったと
回想するシーン

そして

パオ シーといえば
チャン イーモウ監督が映画化した
「初恋のきた道」

ふたつの物語は
無償の愛がテーマ
となっている

ふたつとも
おすすめです



2012年6月7日木曜日

さまざまな愛のかたち

6月10日
「さまざまな愛のかたち」
という名の
みじかい舞台をつとめます

さまざまな愛

キューピットの愛
愛しい人への恋のうた
神の愛
母の愛
故郷への愛

母の愛には
竹久夢二 作詞の
「母」をいれました

おたのしみに


2012年6月5日火曜日

カメラータの夢

9月15日
ラリールホールで
音楽会をもよおします

イタリア初期バロック
うた 
リュートソロ
リュートの二重奏
をおとどけします

おたのしみに


2012年6月1日金曜日

水無月

今日から
水無月になりました

来年まで「さつき」には
さようなら

水無月も
暮らしを大切に
すごせますように