2013年9月25日水曜日

白木蓮

枯木になったと
思っていた白木蓮に
蕾がついて
まっ白い花が咲いた

春に咲くはず
だっただろうに
あつい夏をすごして
がんばりました



2013年9月23日月曜日

秋の夜長

歌うために
まず大切にしたいのは
「詩」

イタリアの詩は
美しく韻をふむ

「韻」は
意味を強めたり
言葉の響きをたのしんだり
文の句切れを教えてくれたりする

詩をながめつつ
作者の想いを
韻から考えるのに
秋の夜長は
ちょうどいい






2013年9月18日水曜日

てざわり

動物のぬいぐるみを
えらぶ時
娘は まず だっこする

抱きごこちと
肌ざわりがいいことを
かくにんして

ぎゅっと抱いたまま
「これがいい」と言う

なるほど
かたすぎず
やわらかすぎず
いいきもちだ

娘がいちばん初めに
えらんだのは
ベンガル虎

次は 七色のぶちの熊

その次は 牙のあるリアルな象

トラ、クマ、ゾウときて
次が たのしみです


2013年9月16日月曜日

ラボラトリオ

イタリアバロック声楽講座
「ラボラトリオ」がはじまりました

雨の中、参加してくださったみなさん
ありがとうございました

取り上げた主な内容は以下の通りです

1601年出版
G・カッチーニ著「新音楽」の序文(約1/4)を読みつつ
・音楽史(G・カッチーニ、カメラータ、G・メーイ、V・ガリレイ、G・バルディ、
 アリアとマドリガーレ、古代ギリシア音楽を理想に誕生したモノディ)
・装飾音(パッサッジョの種類、グルッポ、トリル)
・演奏法(エスクラマツィオーネ、 スプレッツァトウーラ)
・アッフェット


・O・リヌッチーニ
・詩の構成 行(verso)と音節(sillaba)の分け方の規則
・7音節詩行と11音節詩行のマドリガーレ

実技
・「甘いため息」の装飾音の 分類と演奏例


次回は10月20日。
実技に取り上げる曲は、第12曲の
 フィッリは空を見つめて「Filli, mirando il cielo」です
※事前に楽譜をご覧になりたい方はご一報ください。
〠でお送りします。
また、この ブログに
カッチーニ第二回で取り上げる内容をご紹介します