私の今月の歌は
P de ロンサール 詩
M ラヴェル作曲
「ロンサールの己が魂に」
1924年に16世紀の詩人ピエール・ロンサール
生誕四百年を記念して作曲された作品。
アルカイックな響きが
透明な美しさを作りだし
中世の音楽を思わせる。
できることなら
この歌は、
すきとおる声でうたいたい・・・
「ロンサールの魂は
愛らしく やさしさく
この体の大切なご主人さま
魂は 弱弱しく
蒼ざめ やせ細り 孤独で
死んだ者たちの冷たい国へ
下りていく
殺人や、毒舌や、怨恨を後悔し
また人気や財産を軽蔑しながら
汝の運命を受け入れよ
そして
わが休息を妨げるな
われは眠る」
(長尾譲 意訳)
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