2014年10月21日火曜日

雪がふります


ずっと歌ってみたいと
思っていた 
しずかで どこか悲しい曲。
作曲はピエトロ・チマーラ。


「雪がふります」

雪が ゆっくり ゆっくりふります。

揺りかごはゆっくり揺れて
小さい指を口に 
赤ちゃんは泣いています。

老婆は 手にあごをのせて 歌います。

「おまえの小さいベットの周りには
美しい庭のように
バラやユリが咲いているよ。」

その美しい庭で
赤ちゃんは眠ります。

雪は ゆっくり ゆっくりふります。

ジョヴァンニ・パスコリ詩
「幼な子たち」という詩集の第4番目。
みなしごのために書かれた詩。


11月8日の発表会で
みんなに交じって
歌います。

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